愛の囁き☆私は強くない番外編☆
何が正解なのか、分からなかった。
どうしよう。
一人じゃ何も解決しないと思った私は、翠に相談しようと電話をかけていた。
「香里?あなた今日準夜勤じゃなかった?こんな時間に起きてていいの?」
「…うん、眠る状態でもなくて…」
翠は、電話ごしの私の態度に異変を感じ取ったようだった。
「…なんかあったの?」
「……う、うん」
なんかあったの?
あった、あったのかな、なんて考えていてると
「奥菜さんの事?」
ズバリを言われてしまった私は、返事が出来なかった。
少しの無言が、長い時間に感じられた。
「…喧嘩でもしたの?」
喧嘩だったら、どんなによかっただろう。どう答えようか、迷っていた。
「…ね、もしかしてだけど、女?」
「……」
「…そうなのね。はぁ、だから言ったじゃないの。確かめたんじゃなかったの?」
「…うん、でも、でも…」
「ちょっと待って、香里。何か疑う事が出てきたの?」
「そ、そうなの。昨日…電話してたのを聞いて…しまって…」
少しの間が空いた。
翠、何か言って…
「香里、真実を知ってどうするつもり?奥菜さんにもし、本当に女がいたら別れるの?」
「え?そ、そんな…分からない…」
どうしよう。
一人じゃ何も解決しないと思った私は、翠に相談しようと電話をかけていた。
「香里?あなた今日準夜勤じゃなかった?こんな時間に起きてていいの?」
「…うん、眠る状態でもなくて…」
翠は、電話ごしの私の態度に異変を感じ取ったようだった。
「…なんかあったの?」
「……う、うん」
なんかあったの?
あった、あったのかな、なんて考えていてると
「奥菜さんの事?」
ズバリを言われてしまった私は、返事が出来なかった。
少しの無言が、長い時間に感じられた。
「…喧嘩でもしたの?」
喧嘩だったら、どんなによかっただろう。どう答えようか、迷っていた。
「…ね、もしかしてだけど、女?」
「……」
「…そうなのね。はぁ、だから言ったじゃないの。確かめたんじゃなかったの?」
「…うん、でも、でも…」
「ちょっと待って、香里。何か疑う事が出てきたの?」
「そ、そうなの。昨日…電話してたのを聞いて…しまって…」
少しの間が空いた。
翠、何か言って…
「香里、真実を知ってどうするつもり?奥菜さんにもし、本当に女がいたら別れるの?」
「え?そ、そんな…分からない…」