愛の囁き☆私は強くない番外編☆
「ちょっと!香里、あなた何考えてるの?」
「翠…私、間違ってるのかな」
私は、倉橋さんと会って話した事を、翠に相談していた。
会って話をする、とは言っていたけれど、まさか話をした後に倉橋さんと、拓真さんとの話し合いを持ちかけられたなんて、想像もしていなかったらしい。
私が倉橋さんと話をして、納得出来るなら、と会う事を勧めてくれた翠だったけれど、自分が想像していたよりも上の話に驚いていた。
「本気なの?」
「うん。悩んだんだけど」
「また、傷つくよ…いいの?」
「これ以上、傷つくことってあるの?」
「えっ…」
「もう、これ以上傷つくことなんてないよ。大丈夫よ」
「香里がそう言うなら…」
私に何を言っても意思が固いと思ったのか、翠はそれ以上何も話さなかった。
約束の日、私は倉橋さんにメッセージを送った。
「仕事が終わったんで、今から行きます。はい、場所は分かります」
返事はすぐに来た。
待ってます、と。
そう思いながら、待ち合わせ場所に向かった。
「翠…私、間違ってるのかな」
私は、倉橋さんと会って話した事を、翠に相談していた。
会って話をする、とは言っていたけれど、まさか話をした後に倉橋さんと、拓真さんとの話し合いを持ちかけられたなんて、想像もしていなかったらしい。
私が倉橋さんと話をして、納得出来るなら、と会う事を勧めてくれた翠だったけれど、自分が想像していたよりも上の話に驚いていた。
「本気なの?」
「うん。悩んだんだけど」
「また、傷つくよ…いいの?」
「これ以上、傷つくことってあるの?」
「えっ…」
「もう、これ以上傷つくことなんてないよ。大丈夫よ」
「香里がそう言うなら…」
私に何を言っても意思が固いと思ったのか、翠はそれ以上何も話さなかった。
約束の日、私は倉橋さんにメッセージを送った。
「仕事が終わったんで、今から行きます。はい、場所は分かります」
返事はすぐに来た。
待ってます、と。
そう思いながら、待ち合わせ場所に向かった。