二人だけの屋上
「伊織っ!」


屋上のドアを、バンと開ける。


目に入ったのは、屋上のベンチで寝転がってる男子。



伊織だ!



「皐月?」

私に気づいた伊織は、むくっと起き上がる。



「体育館に呼ばれてるよ?」


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