君とずっと素敵な日々を
あ、日誌書くんか
じゃあ私掃除しよう、と思って黒板掃除を始めた
チョークの粉を払って捨てて黒板を綺麗に消そうと思った時
黒板消しを持っていた手に別の手が触れた
「俺消すから愛ちゃん座ってていいよ」
びっくりして黒板消しから手を離してしまった
当然のごとく落ちて白い粉が舞った
「ごめんなさい!江川さん、大丈夫ですか?」
「大丈夫、大丈夫!気にせんで!座っとっていーよ」
そう言われておとなしく帰る準備を始めた
「あ、じゃあ私日誌出してきますね。ありがとうございました!じゃあ、」
そう言って教室を出ようと荷物を持った
「一緒出しにいこ。もう終わるから」
「へ、あ、わかりました…」
とんちんかんな返事をして、終わるのを待った