甘く抱いて、そしてキスして…【完】
時計の針が13時50分をさした時、
「美園さん、お昼ね。最後のまかない、味わってよ」
店長がそう声をかけてきた。
「はい、ありがとうございます」
私は奥にある休憩室に入った。机の上には、豪華なウニのパスタと鮮やかな彩りのサラダが並んでる。
「美味しそう」
私は右手でフォークを持ち、左手にスマホを持った。
いつものように、スマホを見ると、LINEがいくつか届いている。
私は上から順に、返信していく。
「あははっ」
私は思わず吹き出してしまった…
なにこれ、なにこのアイコンと名前。
アイコンは、クルミらしきハムスターのお尻のアップ写真、登録LINE名は、《ハム翔太郎》
私は、ニヤニヤしながら、周りに人がいないことを確認して、画面を見た。
『おーい、今日19時からと20時から、2人頼む!』
『あ、これ、クルミにそっくり、今朝の写真↓↓↓』
「なにー?!」
私は、今度は大爆笑してしまった。
クルミは、ひまわりの種の入った餌の容器に小さな右足だけを突っ込んで、体を丸くしながら眠っていた。
なんとも愛らしい寝顔、癒される……
この子に私似てるのか、まぁ、確かに可愛い。まっ、いっかあ……
私は、『クルミ、私みたいに可愛いね↑↑↑ってか、《ハム翔太郎》ってめちゃくちゃ最高のネーミングです。』と返信した。
ピロロン
『だよなー俺も天才かと我ながら思う!』
「うふっ、単純なヤツ」
《ハム翔太郎》なれなれしいせいか、以前から、知り合いだったかのような愛着感が出てきた。
私は、オスのハムスター飼って、ネタにしようかなー
名前は、翔太、とか?
あっという間に、昼休みが終わった。
あと、半日頑張ろう!
私は、休憩室の窓を開け、思いっきり深呼吸した。この景色も今日で最後だ。
しっかり目に焼きつけておこう。
一面の畑は、生活感があってたまらなく、ほっこりする。
いいなぁーやっぱ。
空には真っ白な雲が悶々と立ち上がっていた。
一面の畑とのコントラストがたまらなく私を奮い立たせてくれる。
私のやる気がみなぎる。
「美園さん、お昼ね。最後のまかない、味わってよ」
店長がそう声をかけてきた。
「はい、ありがとうございます」
私は奥にある休憩室に入った。机の上には、豪華なウニのパスタと鮮やかな彩りのサラダが並んでる。
「美味しそう」
私は右手でフォークを持ち、左手にスマホを持った。
いつものように、スマホを見ると、LINEがいくつか届いている。
私は上から順に、返信していく。
「あははっ」
私は思わず吹き出してしまった…
なにこれ、なにこのアイコンと名前。
アイコンは、クルミらしきハムスターのお尻のアップ写真、登録LINE名は、《ハム翔太郎》
私は、ニヤニヤしながら、周りに人がいないことを確認して、画面を見た。
『おーい、今日19時からと20時から、2人頼む!』
『あ、これ、クルミにそっくり、今朝の写真↓↓↓』
「なにー?!」
私は、今度は大爆笑してしまった。
クルミは、ひまわりの種の入った餌の容器に小さな右足だけを突っ込んで、体を丸くしながら眠っていた。
なんとも愛らしい寝顔、癒される……
この子に私似てるのか、まぁ、確かに可愛い。まっ、いっかあ……
私は、『クルミ、私みたいに可愛いね↑↑↑ってか、《ハム翔太郎》ってめちゃくちゃ最高のネーミングです。』と返信した。
ピロロン
『だよなー俺も天才かと我ながら思う!』
「うふっ、単純なヤツ」
《ハム翔太郎》なれなれしいせいか、以前から、知り合いだったかのような愛着感が出てきた。
私は、オスのハムスター飼って、ネタにしようかなー
名前は、翔太、とか?
あっという間に、昼休みが終わった。
あと、半日頑張ろう!
私は、休憩室の窓を開け、思いっきり深呼吸した。この景色も今日で最後だ。
しっかり目に焼きつけておこう。
一面の畑は、生活感があってたまらなく、ほっこりする。
いいなぁーやっぱ。
空には真っ白な雲が悶々と立ち上がっていた。
一面の畑とのコントラストがたまらなく私を奮い立たせてくれる。
私のやる気がみなぎる。