甘く抱いて、そしてキスして…【完】
「クルミ、翔太、ただいま」
クルミは「どこ行ってたの?」
翔太は、「寂しかったよ」
と言わんばかりの表情。
それぞれのケージの中で2人は安心したように、こそこそ遊び回っている。
「翔太郎、やっぱり、同じケージに入れたら、危険かなぁ…?」
私は、風呂上がりの色っぽい姿の翔太郎に問いかけた。
「まあな、でも、相性よかったら、赤ちゃん生まれるよ、ハムスターだらけになるな。あはははー」
缶ビールを片手に持ち、美味いと言わんばかりに、気持ちよさそうに答える翔太郎。
「あ、赤ちゃん、見たい見たいなー
ちょっとずつ慣れさせてみようか?」
母性がくすぐられた私はワクワクしてきた。
「翔太が我が家にまず慣れてからだな」
いつもより酔っ払ってるはずなのに、何故か冷静に見えた。
「うん、私もお風呂入るね」
私は、疲れと、嫉妬という悪魔のような感情を流すために、飛びっきり可愛い下着と部屋着を持って、お風呂場へ向かって行った……
「今日はありがとう、美園、ゆっくり休んでな。おやすみ」
翔太郎は、おでこに軽くチュッとしてくれた。
些細なことでも、胸がときめき、喜ぶ私。
「こちらこそありがとう。すごく感激したよ。おやすみー」
クルミは「どこ行ってたの?」
翔太は、「寂しかったよ」
と言わんばかりの表情。
それぞれのケージの中で2人は安心したように、こそこそ遊び回っている。
「翔太郎、やっぱり、同じケージに入れたら、危険かなぁ…?」
私は、風呂上がりの色っぽい姿の翔太郎に問いかけた。
「まあな、でも、相性よかったら、赤ちゃん生まれるよ、ハムスターだらけになるな。あはははー」
缶ビールを片手に持ち、美味いと言わんばかりに、気持ちよさそうに答える翔太郎。
「あ、赤ちゃん、見たい見たいなー
ちょっとずつ慣れさせてみようか?」
母性がくすぐられた私はワクワクしてきた。
「翔太が我が家にまず慣れてからだな」
いつもより酔っ払ってるはずなのに、何故か冷静に見えた。
「うん、私もお風呂入るね」
私は、疲れと、嫉妬という悪魔のような感情を流すために、飛びっきり可愛い下着と部屋着を持って、お風呂場へ向かって行った……
「今日はありがとう、美園、ゆっくり休んでな。おやすみ」
翔太郎は、おでこに軽くチュッとしてくれた。
些細なことでも、胸がときめき、喜ぶ私。
「こちらこそありがとう。すごく感激したよ。おやすみー」