王様生徒会長と最弱ヒーロー

偉琉「相変わらず正直な奴だな。」

葉瑠「正直じゃダメかな?」

偉琉「...ダメじゃない。」

そう言って微笑むと青柳くんは
私の唇にキスをした。

葉瑠「え?」

偉琉「プレゼント。
俺へのプレゼントはこれがいい。」

これでいい。ではなくて
これがいい。
たった一文字違うだけで
こんなにも嬉しい。

しばらく街を歩いていると
見慣れた人達の姿を見つける。

葉瑠「輝龍くん!大倉くん!」

承「櫻田さん、偉琉くん、偶然だね。」

葉瑠「2人で何してるの?」

叶斗「美乃とアリスちゃんと
待ち合わせだ。」
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