王様生徒会長と最弱ヒーロー

沢山ドキドキした
冬休みはあっという間に過ぎ
今日から新しい1年が始まる。

偉琉「葉瑠。準備出来たか?」

葉瑠「うん!今行く!」

最近ではこの窓越しの会話にも慣れてきた。

今日は生徒会の皆で初詣に行く。
待ち合わせ場所に着くと
もう既に皆がそこで待っていた。

壮吾「お!来た来た。」

皆で歩いて近くの神社へ行くとお参りした。

願い事を言って目を開けると
夏目くんが私の顔をじっと見つめていた。

壮吾「随分、長い事お願いしてたな。
何願ったの?」

葉瑠「今年も皆が健康に笑って
過ごせますようにって。」

壮吾「今年も葉瑠ちゃんは
変わらないな。
願い事まで人の事なんだ。
とりあえず今年もよろしく!」

葉瑠「うん、よろしくね!」
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