王様生徒会長と最弱ヒーロー

壮吾「どうしたの?」

葉瑠「夏目くん。
彼女と別れたんだね。」

壮吾「うん、まあね。」

葉瑠「どうして別れたの?」

壮吾「見つけたから。」

葉瑠「...え?見つけたって何を?」

壮吾「ふふ。まあいいか。
...彼女の嫌いな所見つけたから別れた。」

5年も一緒にいて今更
そんな事で別れるのかな?
...て、初めて彼氏が出来た私が
夏目くんのようなモテ男に
言うような事じゃないけど。

葉瑠「そっか。」

壮吾「そろそろ潮時だったし。
仕方ないでしょ。こればっかりは。」

葉瑠「そうだね。」
< 262 / 333 >

この作品をシェア

pagetop