王様生徒会長と最弱ヒーロー
お昼休みの間、ずっと
さっきの夏目くんの言葉を
考えていた。
考えてみたけどやっぱり
その言葉の意味は分からなかった。
承「声かけた方がいいって。」
幸夫「...でも...」
悩んでる私の隣で大倉くんと
通山くんが何やら揉めていた。
葉瑠「どうしたの?」
承「ちょうど良かった。櫻田さん。
壮吾くんの周りにいるあの子。
連れ出してきてくれないかな?」
幸夫「いいって!承。」
葉瑠「あの子って...2組の宮下さん?」
承「幸夫が...好きなんだって。」
葉瑠「ええ!通山くん。
好きな人いたんだ!」