王様生徒会長と最弱ヒーロー
壮吾「偉琉。」
偉琉「何だ?
今謝るのなら許してやる。」
壮吾「謝らない。俺は...
正しいと思う事をしようと思う。
誇れる自分を取り戻す。
歩みたい道は自分で選ぶ。
偉琉の背中ではなく自分の道を
見ながら歩いて行く。これからは。
だから、今までありがとう。」
偉琉「..勝手にしろ。」
嬉しかった。夏目くんが
そう言ってくれて。
でも、本当に良かったのかな?
壮吾「何も、俺の事なんて
庇わなくて良かったのに。」
葉瑠「本当にこれで良かったの?」
壮吾「見つけたんだ。俺の標識。
だからさ、何かあったら言ってよ。」
葉瑠「え?」