王様生徒会長と最弱ヒーロー
まさか、迎えに来るなんて。
...まあ、王様の家と私の家は
徒歩3分だからすぐに迎えには
来れるけど...それにしても
いきなり迎えに来る?
偉琉「おい!聞いてんのかよ!」
葉瑠「はい!聞いてます!」
いや、考えてる場合じゃない。
とりあえず支度しないと...
えっと、三つ編み...はダメなのか。
まあ、髪はこのままでいいや。
制服に着替えて顔洗って
そのまま...はダメだった。
もう面倒くさいな!
とりあえず5分でメイクしよう。
ドタバタと準備を済ませた私が
玄関を出ると王様は仁王立ちしていた。