*君に溺愛*
*ルナside*
私、南ルナ。
16歳になったばかりの、普通の女の子。
「俺、ルナに溺愛宣言する‼」
あれは、なんだったんだろう………。
私に、溺愛宣言??
「ルナっ!
移動教室だぞっ、行くぞ」
雅くん。
相変わらずな、黒髪。
ピアスは、変わらないけどーーー。
「雅くん、私になんか恨みでも………」
最近、雅くんがくっついてるからアミとも話せない。
「は?
俺、こんなにルナにべったりなのわかんない?
仲間に最近、付き合い悪くね?、って言われてるのに、それでも来るのはなんだと思う?」
「………………」
答えられないよ。
答えがわかりすぎて、辛い。
「それは、愛だよルナっ」
重い………かなり、重い。
溺愛って、こんなに重いんだ。
皆を見回したら、若干引いてる。
気づいて雅くん。
みんな、引いてるから………。
だけど、なぜか目を他に向けることはないんだよね。
あー、助けてほしい。
不意に廊下を見たら、葵くんと目が合った。
"助けて"ーーーー。
私は、彼に視線を送った。
「早く、ルナっ」
掴まれた腕。
また…………まだ、私、怖いのに。
私、南ルナ。
16歳になったばかりの、普通の女の子。
「俺、ルナに溺愛宣言する‼」
あれは、なんだったんだろう………。
私に、溺愛宣言??
「ルナっ!
移動教室だぞっ、行くぞ」
雅くん。
相変わらずな、黒髪。
ピアスは、変わらないけどーーー。
「雅くん、私になんか恨みでも………」
最近、雅くんがくっついてるからアミとも話せない。
「は?
俺、こんなにルナにべったりなのわかんない?
仲間に最近、付き合い悪くね?、って言われてるのに、それでも来るのはなんだと思う?」
「………………」
答えられないよ。
答えがわかりすぎて、辛い。
「それは、愛だよルナっ」
重い………かなり、重い。
溺愛って、こんなに重いんだ。
皆を見回したら、若干引いてる。
気づいて雅くん。
みんな、引いてるから………。
だけど、なぜか目を他に向けることはないんだよね。
あー、助けてほしい。
不意に廊下を見たら、葵くんと目が合った。
"助けて"ーーーー。
私は、彼に視線を送った。
「早く、ルナっ」
掴まれた腕。
また…………まだ、私、怖いのに。