*君に溺愛*
「えーーー!?なんで、雅くん!?
あんた、溺愛凄すぎて引いてたじゃん!?
ストーカーだし、変態だし、今みんな引いてるよ?」


私、そこまでは言ってないよアミ。

「この気持ちどうしたらいい?葵くんのことも、雅くんも大切なの」


側に居て守ってくれたナイト達。

「たった一度、裏切られたとしても……この先、信じていたいの」


ねえ、葵くんーーーー。

昨日のこと、貴方の気持ちが知りたい。

そう思っては、ダメですか?


遊びじゃなかった。
ごめん。
そう、たった一度謝ってくれたら私、、
許すことも、怒ることも出来るのにーーー。


「ルナ……………」



アミの泣きそうな声が、聞こえた。


「大丈夫、あんたの気持ち、私が覚えててあげるから」


ふわり、と抱き締めた温もりは、アミのもの。




アミ、ありがとう。


「アミってお母さんみたいっ」



「なんでやねん‼」

ほら、私は守られてる。


私達は、一時間目の授業をサボってしまった。

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