*君に溺愛*
*廉side*
最近、委員会でも親しい子が一人だけいる。
奈倉 リコ。
綺麗な子で、人気のある女の子。
「ルナちゃん、本当可愛いんだよ‼」
「……………そっか。良かったね!!」
いつも、励ましてくれる奈倉さん。
だけど、最近元気がないんだ。
空返事、ぼんやりしてることが多いし、俺の話に疲れたのかも知れない。
だけど、高城に向ける微笑み。
あれは、正直ムカついた。
ムカついた?
なんで?
俺は、ルナちゃんが好きなのにーーーー。
「奈倉さん、あの…お話がっ」
誰だあいつ。
そして、二人は消えちゃうし………
手を洗うとか言い訳して、席を立った。
どこ行ったんだよ‼
「離してよ‼」
「ずっと、ずっと好きでした‼
俺のモノになって下さい‼」
オタク男は、奈倉さんに襲いかかっていた。
「やだぁ!!
離してよ‼」
ドカッ!!!!!
男を蹴りあげた。
我慢の限界だった。
なんだろう………分かった気がするんだ。
モヤモヤも、苛立つ気持ちも…………。
最近、ずっとむしゃくしゃした気持ちにも。
「王子…………?
なんで?」
なんでだろう…………。
最近、委員会でも親しい子が一人だけいる。
奈倉 リコ。
綺麗な子で、人気のある女の子。
「ルナちゃん、本当可愛いんだよ‼」
「……………そっか。良かったね!!」
いつも、励ましてくれる奈倉さん。
だけど、最近元気がないんだ。
空返事、ぼんやりしてることが多いし、俺の話に疲れたのかも知れない。
だけど、高城に向ける微笑み。
あれは、正直ムカついた。
ムカついた?
なんで?
俺は、ルナちゃんが好きなのにーーーー。
「奈倉さん、あの…お話がっ」
誰だあいつ。
そして、二人は消えちゃうし………
手を洗うとか言い訳して、席を立った。
どこ行ったんだよ‼
「離してよ‼」
「ずっと、ずっと好きでした‼
俺のモノになって下さい‼」
オタク男は、奈倉さんに襲いかかっていた。
「やだぁ!!
離してよ‼」
ドカッ!!!!!
男を蹴りあげた。
我慢の限界だった。
なんだろう………分かった気がするんだ。
モヤモヤも、苛立つ気持ちも…………。
最近、ずっとむしゃくしゃした気持ちにも。
「王子…………?
なんで?」
なんでだろう…………。