*君に溺愛*
「やだっ!!離して‼怖いっ、葵くん‼」

私は、本当に怖かった。

回り続けてるビデオカメラにも……
「なんで、葵ばっかり」
怖い顔の雅くん………にも。

掴まれた腕が痛い。

「じゃあ、キスしたら好きになる?」

近づく君が、怖い。

私の涙の通過点は、どこ??
止まらない。
「やだっ………雅くん、やめて‼」












ガァン!!!!











えっーーーー?







ガシャーン。



ドアが、吹っ飛んだ。

「はぁはぁはぁ、ルナ!!!」


息を切らした葵くんだった。




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