*君に溺愛*
ーーーーーーー

翌日。
一時間目から、体育とかきついな。

きっと彼は楽しみにしてるであろう。
長いふわふわの髪を、ツインテールにした。

天パじゃないのに、巻いた見たいになるふわふわな髪の毛は、私のお気に入り。
茶髪も、地毛だし……気にいってるんだ。

エミにも、ふわふわで可愛いって言われたし。

あれから、エミは気にせず話してくれる。

「いってきます‼」


一人暮らしの家に、鍵をかけ私は学校へ。

これが、いつものこと。

あれ?
「あの髪は………まさか」

半分、金髪。
半分、黒髪。

あんな、髪にしてるの一人しか。


「あ、ルナ…おはよ‼いい天気だね」


なんで、私のアパートの前に??

一瞬、身を引いた。

「昨日帰り道、ルナがここに入るのを見たから。
アパート暮らしなんだ?」

「……………」

正直、怖い…………。

私、常にみられてるのかな?

「ルナ?
つか、髪っ可愛い‼ふわふわだ」

ビクッ。
君が、私に手を伸ばす。

触られる………!!







ーーーーガシッ。





掴んだのは、私じゃない。

「雅、朝から人の女にストーカー行為はやめてくんない?」


葵くんが、雅くんの腕を掴んだ。


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