*君に溺愛*

雅くんの本気

ギロリ。

「てめーら、ルナに変な気起こしたらブッ飛ばすぞ!
ルナは、俺のだ‼」

雅の威嚇。

ルナ、ここに居るんだけど。

キャラばらしてるから。
ちなみにお前のじゃないし。
めげないのが、かなり痛いけど。

「ルナ、行こうか。
着替えたら、迎え行くから」
「うん………私だんだん慣れてきたよ。
雅くん」

それなら、良かった。

「じゃあ、、なんか………離れたくないな」

ルナの教室の前。

「うん、離れたくない」

ルナも同じ気持ちとか……。

でも、行かなきゃ。


「葵‼俺がいるから大丈夫だ‼行け!!」




間の悪い雅の声。

覚めない悪夢の続きかーー。

お前がいるから、心配なんだよ。

いちいち言わないけど。


「すぐ、迎え行くから」

心配だけど。
物凄く………。

俺は、君から離れた。

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