あなただけが好きだから




なんだか、嬉しそうな、切なそうな顔をした。




それがとても不思議で。
なんだか、胸がざわついた。




「取り敢えずお弁当食べよう……」




一人でのお弁当。
咲は霧島先輩と食べているから一人なことがおおい。




変な一日だなぁ。
なんてのんきなことを考えてたりしたらあっという間に放課後になってしまった。




「んー、帰ろう!」




「いや、待てよ」




「蓮? なに?」



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