あなただけが好きだから




あっさりと行ってしまう先輩にポカンと開いた口が塞がらない。
何だか拍子抜けしてしまう。




「い、いいのかな……いいんだよね?」




「一人で何ぶつぶついってんだお前は」




「ひゃあ! 蓮おはよう……!」




「怜、お前顔赤いぞ」




「う、嘘……」



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