もう一度、君と初恋を。
「…なにも変わってないね?」
友希の部屋は、昔と同じままだった。
引っ越したから荷物は少し減ってる気がするけど、それでも部屋の雰囲気とかは変わってなくて。
ドキドキしてたけど、ちょっとだけ落ち着いてきたかも…。
「俺はこの配置が気に入ってるからな、だから変わんねーの。」
なんて言いながら友希はベッドに横になる。
まさかそのまま寝る気なんじゃ…。
「朱莉もベッド来る?」
「…はっ!?」
友希は突然なにを言ってんの…!?
流石に一緒に寝れるわけないじゃん…!
「冗談だよバーカ、そんな焦る?」
そう言ってニヤ〜っとする友希。
は、腹立つ〜!