もう一度、君と初恋を。
「…ち、ちが「違くないだろ。最低だな、暴力とか。」
「…っ!」
その子は今にも泣きそうな顔をして、走って屋上を飛び出して行った。
…私、助かった?
「朱莉、大丈夫か?」
「う、うん。ありがとう…。」
友希が助けてくれて、すごく嬉しい。
「でもなんで友希はここに?」
「屋上で昼寝しようかと思ってたんだけど、そしたらお前が叩かれそうになってたから…。」
うわ、じゃあ私友希の邪魔しちゃってる…。
「ごめんね…。」