【黒・超短編】呪詛返し依頼書(マジなヤツ)

依頼書

呪詛返し依頼書

彼は人間関係が下手くそだから泣いていた彼を助けることにした。
彼を困らすしつこい慰謝料督促者に、作品を使って愛の魔法をかけ、彼から引放し、彼を見る様になった後、彼から卒業させる魔法の仕事をした。天才シンガー・ソングライターの魔法は、素晴らしい能力で彼を助けた。だが前頭葉を代価にして行われた魔法の呪詛返しは今、彼らの前頭葉を狙っている。
植物人間が二体。
ソレを愛するアモーレ達。病院の個室で相思相愛の体と体で愛を交わし合えば。と慰謝料督促者は思っている。
一円にもならない事だが仕方がない。慰謝料督促者はその作品タチを愛しているのだから。
狂ってると言われても……



了