冥界の王子様
「さぁ、どうする。
どっちをかけて戦うか。」
ずっとこっちを見ているリクと幹部の人
「アイリ。
来い」
「リク!!!」
とっさにユウキくんが叫ぶ
アイリさんは微笑みながら
「ざまあみろ」と一言を残し
リクに抱きついていった。
…これでいいんだ。
これで。よかったんだ。
「リク??なんで?」
レオくんやユウキくんの言葉がわたしの
冷え切った心を温める。
レオくんは私を選んでくれようとしてたってことを表してる気がして。
…そんなこと言われたら泣いちゃいそうだよ
スグルさんは冷静な深刻そうな顔をしていた。