冥界の王子様





「へえぇ

意外だなぁ


後悔しても遅いからな」






「あぁ。」







こんなにもリクに夢中になっていたってこと

今になってわかった。




でも、もう終わり。




リクはアイリさんを選んだ



今もしっかりと腰に手を回し抱きかかえて。




全て私の勘違いだったんだ。


優しくされて浮かれて。









私は最後に心配そうに見てくれてるレオくんに微笑んだ。



ありがとうと口を動かして。



まぁ、これも勘違いなのかもしれないけど…









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