冥界の王子様




それから私はトウマさんと裏口を抜け


バイクにまたがった。


リクさんの後ろに乗った時



後ろから抱きしめるようになって


ドキドキしたな。




そんなことを考えてるうちにマンションについた。




覇天統の倉庫からは遠く離れた場所。




「ここ、今日からお前のうち。」




「え??」





「手配した。

俺も一緒に暮らすけどな」




手配ってお金とか…




「でも…」




「心配すんな

好きに使え。」




覇天統から離れた場所にしてくれたのは



あったりして思い出さないように?





「ありがとう」





「おう」






< 122 / 223 >

この作品をシェア

pagetop