冥界の王子様
それから私はトウマさんと裏口を抜け
バイクにまたがった。
リクさんの後ろに乗った時
後ろから抱きしめるようになって
ドキドキしたな。
そんなことを考えてるうちにマンションについた。
覇天統の倉庫からは遠く離れた場所。
「ここ、今日からお前のうち。」
「え??」
「手配した。
俺も一緒に暮らすけどな」
手配ってお金とか…
「でも…」
「心配すんな
好きに使え。」
覇天統から離れた場所にしてくれたのは
あったりして思い出さないように?
「ありがとう」
「おう」