冥界の王子様
バチッッ!!!!
覗きすぎたのか、
起きたリクさんと目が合ってしまった。
「す、すみません/////」
「そんなに見られると起きにくい」
「え?!!起きてたんですか?///」
ニヤっと笑うリクさん
もっと早く言ってくれたらよかったのに。
恥ずかしい。
(ガシッ)
急に腕を掴まれて
引き寄せられる。
リクさんの手が私の頬に伸び
距離がだんだんと………
見つめられる目をあなたから離すことができない
「な、な、なんですか?」
必死に声を振り絞った
「あっちのベッド使え」
私の緊張とは程遠く余裕そうに離すリクさん
「リクさんは?」
「フッ心配するな
俺はこっちでいい」
そういいソファに寝そべるリクさん
「いや、でもそれはさすがに申し訳ないというか」
「なに?一緒に寝たいの?」
「いや///////////////ちがいます!!」
「そんな顔真っ赤にして言われてもな」
そう言いながら私の顔両手で包むリクさん
かぁあっとほっぺがあつくなるのがわかる
「べ、べベッドで寝かせていただきます」
「ん」
そう返事をしてリクさんは寝てしまった