冥界の王子様
俺はそのままバイクを走らせようとした
ガンっっっっ
急な衝撃が俺の体を走った
「いってぇ………」
「荒魔照の総長さん
よくもうちの姫を一年も監禁させたな」
「てめぇ、いい加減に…」
俺は振りかざした拳を下ろした。
今の俺に守りたいものはなくなった。
てことは喧嘩もする必要ないのか…
そしたら俺の存在って
「あ?なぐらねぇのか?笑笑」
何人かが俺の周りを囲む
バキッオラ!!!!!!!
死ね!!
うっ…オラ。
殴られるのって結構痛いんだな…。
いままでボコボコにしてきた奴らに
申し訳なさを感じながら
いままで自分がやってきたことを恥じて
覇天統のやつらの暴力を受けた。