冥界の王子様


♦︎




「………あれ?

私朝リビングにいたんじゃなかったっけ」





ふと目がさめると布団にいた。


右には点滴。




「目覚められましたか。」




「えっと…………」




少し年配の知らないおじいさん。




「医者をしております、佐伯と言います

無理なさらないで下さい。

身体が限界と言っております」




「すみません。

ありがとうございます」




「いえ、ではリク様呼んできますね」





リク様?りくさんと佐伯先生。

どういう関係なんだろう。



ふとした疑問は解決されることなく
佐伯先生は部屋を出た



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