冥界の王子様




「それでは新郎新婦の入場です」




私たちはたくさんの人が来れるよう
立食パーティーにした。




腕を組み入場する私たち。




そこには教会にはいなかった冬馬くんの姿があった



目が合いふと寂しそうに笑うトウマくん。



来てくれたんだ…。



その瞬間さっき止まった涙がまた溢れた。



< 219 / 223 >

この作品をシェア

pagetop