冥界の王子様
さっきまでの温かい心があなたの一言で
一気に不安の渦に飲み込まれた
「もし嫌じゃないなら
一度倉庫に来て欲しい。
みんないい奴らだから
結構見た目はいかつい奴もいるけど」
暴走族、きちんと知ってるわけじゃない
あくまで私の悪いイメージは想像でしかないのだ
私を守ってくれたリクさんが総長。
時に冷たい瞳
時に子供のように笑う笑顔
私は昨日からリクさんのことをもっと知りたいと思っていた。
「うん。行く。
連れてって」
「おう。」
「でもわたしみたいな部外者が行って大丈夫かな?」
「フッ気にすんな(ポンポン)」
//////かっこいい。
ほんとに見とれちゃうなぁ
私たちは夕飯の片付けをして
明日を待った。