冥界の王子様
中に入るなり男男男男
私には馴染みのない景色だなぁ
「そ、そ、総長!
お疲れ様です
あの、そちらの人総長の女っすか?」
女!?
私のこと?
「あぁ。これからそうなる予定だ」
少しニヤッとした顔でこっちを見るリクさん
ええぇ!!否定してよ
「そ、そ、そうなんすね
姫!よろしくお願いします」
「姫!?!!!
なにそれ!?
「ほら困ってるだろ」
「で、でも
総長の女ってことは
す、すみませんした!」
なるほど、姫っていうのは
総長と付き合った人がなるものなんだ
それにしても
リクさんは私が思ってる以上に
すごい人なのかもしれない
一緒にいるだけでこんな頭下げられちゃうなんて
「いやっ!私こそ急にお邪魔してごめんなさい」
「/////////」
顔赤い?
あついのかな?、
んー、気にしないでおこう。