冥界の王子様







中に入るなり男男男男


私には馴染みのない景色だなぁ







「そ、そ、総長!

お疲れ様です

あの、そちらの人総長の女っすか?」





女!?


私のこと?




「あぁ。これからそうなる予定だ」





少しニヤッとした顔でこっちを見るリクさん



ええぇ!!否定してよ






「そ、そ、そうなんすね

姫!よろしくお願いします」






「姫!?!!!

なにそれ!?






「ほら困ってるだろ」






「で、でも

総長の女ってことは

す、すみませんした!」




なるほど、姫っていうのは

総長と付き合った人がなるものなんだ




それにしても



リクさんは私が思ってる以上に


すごい人なのかもしれない


一緒にいるだけでこんな頭下げられちゃうなんて







「いやっ!私こそ急にお邪魔してごめんなさい」






「/////////」




顔赤い?


あついのかな?、


んー、気にしないでおこう。







< 43 / 223 >

この作品をシェア

pagetop