冥界の王子様



「はぁ………はぁ……」




私は肩で呼吸をした。


髪が濡れていて


水滴がポタポタと落ちていく


私を見つめて離さない瞳に

どんどん吸い込まれていくのがわかった






「フッ

色気ねぇな」







「えっ、」






そうだよね。


確かに言われた通り私は慣れてない。


今の感じたとリクさんは慣れてそうだな……





なんか少しショックなのはなんでだろ。









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