冥界の王子様







「なぁ一緒に寝ない?

俺ずっとソファーなの?」









「そ、それは」






痛いとこをつかれる。



確かに私が来てからリクさ、リクは



ずっとソファーで寝てくれてる



だけどずっとこのままってわけにもいかないし…








「あそこ寝返りうてねぇし








「わ、わかりました!


私がソファーで寝ます!!」









「は?俺と寝るのそんなに嫌?


だいたいみんながみんなお前を襲うとか思うなよ」








「いや、そういうことじゃ」






さっき、自分だってき、き、きすしたじゃん!!







「俺そんな興味ないし…」





確かにそう言われちゃうと。



私が自意識過剰みたい


だけど、一緒に寝たらドキドキしちゃうなんて


勘違いされそうで言えないし





って勘違い。ってなんだろ




んーーーとにかく!




しかたない。








「わかった。」














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