冥界の王子様




「どうしても争わなきゃいけないの?」




「あぁ。」




「絶対?」





「覇天統が出来る前世界一の族は俺たちだった。

俺が総長のうちにその座は奪還しないと示しがつかない」





きっとこの総長さんも追い詰められた結果

こんな強引な策に出た。





暴走族というものが少しわかった気がした。






< 97 / 223 >

この作品をシェア

pagetop