儚く消えそうな、あなたの光り.:.:*.:..*.:...
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変な人だなと思いながらも、何故か目が離せない。
「高校生?」
「あ、はい」
「学校楽しい?」
「えー…まぁまぁ?」
今の質問的に、私より年上?
大学生かな?
話をしながら、相手の人がどういう人なのか想像する。
見た目は、最近の男の人って感じで…
黒髪で少しウェーブがかかっていて、サイドは刈り上げてある。
目は切れ長で冷たそうな印象的だけど、雰囲気が穏やかそう…
「そんな見られると、穴があく」
「!」
じろじろ見すぎてしまっていたみたいで、男の人は苦笑いをした。
「す…すいません」
じろじろと見てしまっていた視線を外し、目の前のツリーに視線を向けた。
やば…
私の方が変な人になるー…
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