儚く消えそうな、あなたの光り.:.:*.:..*.:...
..:.*:♪~♪♪♪~♪♪~♪*:.::.:**:.
お互いに黙ったまま、クリスマスソングを聴きながらイルミネーションを眺める。
「…」
どうしよう…気まずい…
ていうか、どっか行ってくれないかな?
いや…相手は病人っぽいから、私がどっか行くべき?
けど、麻衣子の姿まだ見えないしなぁー…
「…」
チラッと横目で、隣に座っている男の人を見ると、眩しそうに目を細めながらもイルミネーションを見ている。
「…イルミネーション…好きなんですか?」
確か、さっき毎年見に来てるって言ってたよね?
たどたどしくなりながらも、聞いてみた。
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