儚く消えそうな、あなたの光り.:.:*.:..*.:...




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「やば、バレたか」

男の人は、カーディガンのポケットからスマホを取り出すと、眉間にシワを寄せそう言った。

「芽生ー?」

その様子を見ていたが、どこからか名前を呼ぶ声が聞こえた。

「芽生ー?どこー?」

この声は、麻衣子。

声がする方向を見ると、麻衣子がキョロキョロしながら人混みの中を歩いている姿が見えた。


「麻衣子!こっち!!」

その姿に向かって手を振った。


すると、私のことに気付いたのか、麻衣子は走ってこっちに向かって来る。


良かった…気付いてくれてー…


ホッとして、ふと隣を見るとー…




「…あれ?」




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