儚く消えそうな、あなたの光り.:.:*.:..*.:...



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幽霊なんて言われたら、誰だって嫌な気持ちになるよね…

恐る恐る、隣に立つ蓮さんを見上げた。


「…まだ、生きてるよ。俺」

ドクン!

そう言った蓮さんの表情は、悲しそうに歪んでいる。


「あ…っ」

私、なんてことをー…


蓮さんの表情で、自分がどんだけ酷い失言をしてしまったのかわかった。


「蓮さん!ごめんなさい…私…なんてことを…」

隣に立つ蓮さんに向かって、深く頭を下げた。


どうしよう…どうしよう…



蓮さんを傷つけてしまったー…




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