儚く消えそうな、あなたの光り.:.:*.:..*.:...
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「そんなことあるわけないでしょ!?馬鹿なことを言わないの!!」
「!」
ビク!!
お母さんの怒鳴り声に驚いて、冷蔵庫の扉を持っていた手が離れた。
パタンー
そして静かに扉が閉まり、アラームも聞こえなくなった。
「癌と闘って、一生懸命に生きようとした真知子お義姉さんに対して失礼よ!?」
お母さんのあまりの剣幕な表情に、驚く。
「ご…ごめんなさい…」
こんなにお母さんに怒られたのは、初めてかもしれない。
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