儚く消えそうな、あなたの光り.:.:*.:..*.:...
その日の夕方ー…
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「蓮さん!!」
「うわっ…ビックリした…」
学校が終わると、急いで電車に乗り、蓮さんがいつもいるイルミネーション会場のベンチへと向かった。
「芽生…どうしたの?てか、髪がボサボサだよ」
蓮さんはいつも通りベンチに座り、イルミネーションで彩られた大きなツリーを眺めていた。
「蓮さん!生きることを諦めちゃいけないと思う!!!」
駅から走ってきた勢い、昨日の夜からずっと思っていた思いが爆発した。
「…何?芽生…突然…」
突然の出来事に、蓮さんの目が動揺している。
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