儚く消えそうな、あなたの光り.:.:*.:..*.:...





..*::**:*:**:*..*...:..*..***.


ポストの前まで来ると、ツリーを見上げた。

さっきまで冷たく見えていたイルミネーションが、今は温かく見える。



「…お願い」



目を閉じ、念じる。



お願い、サンタさん。


私なんか、少しぐらい不幸になってもいい。


だから蓮さんに、未来をプレゼントして。


幸せな未来を…




そう念じながら、ポストに願い事を書いた紙を入れた。





...:*::.*.:.*...*.::.*.:.***..****.....




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