君に捧ぐ歌でありたい。
10年前の私へ
あの日、私の世界は暗闇だった。
誰も守ってくれなくて
毎日心がずたずただった。
学校に行けばいじめられ
家では姉が一番大切にされた。
死がとても魅力的なモノに見えていた。
君はひとりぼっちだったね。
でも、そこで死を選ばなかった君は正解だった。
10年経っても消えない傷跡はできるけど
12歳のあの日、思いとどまって正解だったよ。
いくつかの挫折を経験し
たくさんの涙を流すけれど
辛いことがなくなるわけではないけれど
世界はこんなに明るいモノだということに気づくから
私は今でも頑張ってるよ
まだまだ頑張れるよ
君にはこんなに明るい未来があったんだよ。
12歳の亜貴へ
22歳の亜貴より