家庭訪問は恋の始まり
武先生 vs 瀬崎さん
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武先生 vs 瀬崎さん

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私はふわふわ夢見心地のまま、シャワーを浴びた。

武先生にキス…された?
おでこだけど。

私が、回らない頭でのろのろと寝支度をしていると、まもなく10時半という頃、携帯が鳴った。

あっ! 瀬崎さんだ!!

私は一瞬でご機嫌になり、電話に出る。

「もしもし?」

『こんばんは。』

「こんばんは。
ふふっ」

『ん? 夕凪、ご機嫌?』

「うん。嬉しいから。」

『何が?』

「瀬崎さんが電話してくれた事。」

『くくっ
どうした?
素直過ぎて怖いんだけど。』

「ええ!? ひどい!!
私はいつも素直ですよ〜。」

『もしかして、夕凪、酔ってる?』

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