3か月
もうすぐ田舎に帰ること
勝也には何もいってない。

いう必要もない。

勝也との間に
現実はいらなかった。

ただ勝也の横顔をみる。

寝顔をみる。

きれいなグラスで
お酒を飲む。

都会の一枚の絵。

ときどき酔いつぶれる。

迎えにいく。

「勝也の女」

それが幸せ。
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