誰からも愛されない・・その後
彩心と忍
目を覚ますと
目の前には変わらぬ
パジャマのボタン・・
首の下の腕と
腰に回された腕の中にいる。
こんな寝方して疲れたり
腕がしびれたりしないのだろうか
訊ねても・・・
「僕に必要なことだから。」
と、さらっという忍さん。
彩心は、
変わらぬ甘い生活を送っていた。
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