ボクの星
-ドンドンドンドンドン
部屋の扉を叩く音が響く
なり止むと同時にお母さんの声
「早く出てきて!いつまでそこにいるの!もう、限界!!私の気持ち、あなたにわかるの!!!」
泣き叫ぶような、苦しそうなお母さんの声
ごめんなさい、お母さん
でも僕は外にはでない。
この家で、この部屋で星をみている。
ボクの星。
僕が作った。
綺麗でしょ。
構わず目をつぶり続け、頭の中の星を見つめる
次第に意識が遠のいていた