絆
「あの、私… 」
私が断ろうとすると、その前に桐生さんが遮った。
「返品は受け付けませんので、諦めて
受け取ってくださいね。
気に入っていただけるか分かりませんが、
開けてみてください。」
私はそれ以上、何も言えず、その箱を開けた。
中には、シルバーに輝くネックレス。
中央には、光り輝く石。
これ、まさか、プラチナにダイヤ?
私は思わず、左手小指のピンキーリングを見た。
なぜだろう?
仁くんからは、素直にもらえたのに、桐生さんからは、申し訳なく思う。
仁くんから甘やかされるのは、私の中で当たり前の行為になってるのかな?
「栗原さん、聞いてもいいですか?」
「あ、はい。」
一瞬、飛んでた意識が桐生さんの声で呼び戻された。
何?
「その指輪はどうされたんです?
先週まではしてませんでしたよね?」
桐生さんが私の小指を見て、心配そうに尋ねる。
「あの、これ…は、昨日、仁くんに… 」
私が断ろうとすると、その前に桐生さんが遮った。
「返品は受け付けませんので、諦めて
受け取ってくださいね。
気に入っていただけるか分かりませんが、
開けてみてください。」
私はそれ以上、何も言えず、その箱を開けた。
中には、シルバーに輝くネックレス。
中央には、光り輝く石。
これ、まさか、プラチナにダイヤ?
私は思わず、左手小指のピンキーリングを見た。
なぜだろう?
仁くんからは、素直にもらえたのに、桐生さんからは、申し訳なく思う。
仁くんから甘やかされるのは、私の中で当たり前の行為になってるのかな?
「栗原さん、聞いてもいいですか?」
「あ、はい。」
一瞬、飛んでた意識が桐生さんの声で呼び戻された。
何?
「その指輪はどうされたんです?
先週まではしてませんでしたよね?」
桐生さんが私の小指を見て、心配そうに尋ねる。
「あの、これ…は、昨日、仁くんに… 」