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次の日、天くんはどこかの偉い人と会食で…

だから、天くん以外の5人で晩ご飯を食べる。

食べながら、陽くんたちに質問責めに合う。

「で、絆はどっちが好きなんだよ。」

陽くんが聞く。

「どっちも?」

「はぁ!?」
「はぁ!?」
「はぁ!?
なんだ、それ。」

兄弟3人、同じ反応しないでよ。

「だって、仁くんは昔から大好きだったし、
章吾さんもいい人だし。」

「だったら、仁じゃん。
何、言ってんの? 絆。」

と星くん。

「なんで?」

「いい人は、恋人にはならないって昔から
決まってんだよ。」

「だって、昨日もすっごくドキドキしたし、
ネックレスだって、嬉しかったんだよ?」

「ええ!?
普通は、いい人にはドキドキしないもの
なんだけどなぁ。」

星くんが首を傾げる。
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