絆
それから、40分程で仁くんがやってきた。
「じゃ、絆さん、俺は、これで。
春山さん、絆さんをよろしくお願いします。」
章吾さんが、にこやかに会釈をして去ろうとする。
「絆は、俺のなんで、もう関わらないで
いただけますか?」
仁くんは、私の肩を抱いて言う。
「仁くん、そんな言い方しなくても。」
私が声を潜めて言うと、章吾さんは、
「同じ会社なので、関わらない訳には
いきませんが、絆さんが春山さんを好きだと
言う事は、分かりました。
では、お先に失礼しますね。
絆さん、お疲れ様。」
と言って、にこやかに帰っていった。
章吾さん、大人だなぁ。
「じゃ、絆さん、俺は、これで。
春山さん、絆さんをよろしくお願いします。」
章吾さんが、にこやかに会釈をして去ろうとする。
「絆は、俺のなんで、もう関わらないで
いただけますか?」
仁くんは、私の肩を抱いて言う。
「仁くん、そんな言い方しなくても。」
私が声を潜めて言うと、章吾さんは、
「同じ会社なので、関わらない訳には
いきませんが、絆さんが春山さんを好きだと
言う事は、分かりました。
では、お先に失礼しますね。
絆さん、お疲れ様。」
と言って、にこやかに帰っていった。
章吾さん、大人だなぁ。